つくばエクスプレス(TX)に乗ってみた。
東京で人と会う用があったので、早めに自宅を出て守谷駅から終点・秋葉原駅まで約30分。
CIMG1151.jpgロングレールを多用しているせいか、揺れや騒音が少なく、乗り心地は快適だ。
シートは薄手で奥行きも気のせいか狭い感じがする。そのためか、真ん中の通路にゆとりを感じる。

広い窓からは、田園や公園、林、河川の緑が流し絵のように入れ替わり立ち代り現れては、後ろに去っていく。自然の緑は、実に目にやさしい。
いつしか、深い眠りに・・・。

TXの秋葉原駅はずいぶんと地中深いところにあるようだ。階段ひとつ、エスカレーター4つを乗り継いでようやく地上へ。これだけいろいろな方角にエスカレーターで振り回されると、方向感覚は麻痺してしまう。目隠し状態で、ぐるぐる回された感じに近い。で、地上に出てしばらくは、秋葉原のどこにいるのかがわからないことに。駅員やらガードマンに「いま、どこ?」と聞いている同じ輩がたくさんいたので、まずは安心。

親切なことに、いろいろなところにインフォメーションセンターがあり、道案内やアクセス案内をしている。
入ってみると、そういう案内ももちろんしているのだが、実は茨城をPRするパンフレットや無料の地図がわんさかと置いてある。
都心から近い、地価が安い、緑が多い・・・。関東に残された最後の大規模な住宅余地。パンフレットには夢のような「売り文句」が踊る。
センター自体が「茨城はいいとこ、一度はおいでよ」と言っているようだ。そういえば、TXは鉄道の敷設と地域開発を同時におこなうため、通り道の自治体と民間が出資してつくった第3セクターだった。

30年前にやってきた”先輩”としてホンネを言うなら、唯一不便で不満だったのが「足」。それがTX開通で確保されたので、ゆとりある土地付きの戸建て住宅に住むならつくばはサイコーだ。気候も温暖で、空気もきれい。緑が多いせいか、暑い東京から帰ると、いつも気温が1、2度低く感じる。これといった名所旧跡、温泉、観光地もないが、実にのんびり、ゆったり・・・、いいところだ。

ただ、人が増えて、便利になっていくのは歓迎だが、「犯罪」の増加はお断りする。