高校総体で勝ち抜いている高校チームが我がテニスクラブに練習に来ていたり、16歳のランクイン プレーヤーが武者修行に来ていたり、このところ10代の若者がラケットを思い切り振りぬく気持のいいプレーを見る機会が多く、そんな「打ち方」にだいぶ触発されている。

テイクバックを早めにしっかりととり、振りぬいたあと、狙いのコースの方向にフォロースルーをさらにしっかりととる・・・。むかし、スクールで習ったなぁ、このこと。
ホームランでもいい、とにかく①しっかりとテイクバックし、②振り抜き、③フォロースルーする、こんなに素直に基本を見直したことは久しぶりだ。

やってみると、たまに、今まで忘れていたリターンエースが相手コートを突き刺す。これだぁぁぁ!!
この、「たまに」(まぐれ?)の回数を増やして、安定的に鋭いボールを相手コート深くに返せるようにすればいい。理屈もわかった。

だけど、相変わらずの自分の馬鹿さ加減には驚く。この「たまに」あるいは「まぐれ」を「いつも安定的」に続けることの困難さは、百も千も承知のはずなのに。

それに、60歳でこんな振り方をしたら肩、足、腰がガタガタになるかもしれないのに。さらにこの炎天下。ホントにバカだこと。笑ってやろう、アハハ。

テニスを始めて約25年。
60歳(シックスティ)が16歳(シックスティーン)に学ぶという気持だけは、今後も持ち続けたい。でも、16歳の子は、自分がテニスを始めた25年前にはまだこの世に生まれていなかったんだぁ・・・。複雑。