ここんところ、1週間に1~2度は「ゴーヤチャンプルー」をつくる。
夏はこれにビールか泡盛の水割りがあれば「気分は沖縄」。
スーパーではゴーヤ(ニガウリ)の脇で「ゴーヤチャンプルーのたれ」のようなものを売っているが、これを買わなくても失敗なしに、おいしく作れる方法をご紹介。
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1、豆腐(もめん)1丁を巻き簾にはさんで水を入れたペットボトルか何かを重石にして水を切る(目安:豆腐が買ったときの体積の2/3くらいになればグー)。
2、ゴーヤ1本をタテに半分に切り、小さじで中の種とわたをこすりとり、薄く切る。塩もみして少し置いたら水洗いし、水を切る。
   *具は豚肉以外はゴーヤと豆腐だけだから、水切りをしっかりしないと水っぽくなる。
3、フライパンにごま油を大さじ1杯入れ、適当な大きさに切った豆腐をちょっと薄茶色に色づくまでいためる。
   *沖縄のある食堂ではどうせ、いためれば崩れるのだからと、豆腐屋から角が崩れた売り物にならない豆腐を格安で仕入れていた。
4、豆腐をいったん皿によけ、同じフライパンにごま油を大さじ1杯いれ、豚肉(細切れ)を適当な量、要するに食べたいだけ入れる(我が家の目安:ゴーヤの量の半分くらい)。
5、豚肉に大体火が通ったら、ゴーヤを入れいためる。噛んでみてアルデンテ、つまり少々、中に芯が残っているくらいになったら、先ほどの豆腐を戻しいれる。
6、しばらく全体がなじむようにいためたら、市販のそばつゆ(我が家では鰹節の風味のいい「創味のつゆ」を使っている)を大さじ1杯薄めずに注ぎ、全体に絡ませる。ゴーヤを一切れ口に入れて味見をし、薄いようならそばつゆを追加すればいい。
7、とき卵2個を上にかけ、火を止める。全体をかき混ぜ、余熱で卵の色が変われば出来上がり。
8、皿に盛り、上から鰹節をたっぷりとかける(鰹節がうれしそうに踊ってくれます)。

沖縄では塩抜きした三枚肉を使うが豚肉の細切れでも結構いける。たれも、本場ではそれぞれの家庭ごとに工夫があるようだが、我々は市販のそばつゆで十分。失敗しなくていい。
火加減は終始強火で勢いよく仕上げる。ゴーヤが焦げることがあるので、フライパンの中ではいつも動かしていること。

ちなみに写真のゴーヤチャンプルーには冷凍常備の手づくり「肉味噌」を大さじ2杯ほど入れてある。「肉味噌」はひき肉、味噌、醤油、みりん、酒、砂糖などを一緒くたにして熱を通し、冷凍しておいたもの。冷奴にのせてもいいし、ラーメンや野菜炒めにに入れてもうまい。冷凍しておけば、何かの料理の際に、解凍なしにゴリゴリ削ってぶち込むだけだ。

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私は料理人ではありませんので「こうした方がもっとうまいと思うよ」というアドバイス、コメントがありましたらお寄せください。大歓迎です。すぐに今までのやり方を捨ててすり寄ってしまいます(笑)。要は、うまけりゃいい。