秋田県角館市の料亭「稲穂」のおかみがメールで「桜情報」を送ってきた。
「伝承館前のしだれ桜、ついに満開になりました。染井吉野も咲き始め桜一色になってきました」・・・おかみのウキウキした気持ちが文面から伝わってくる。
(写真は「稲穂」から送られてきた角館の桜情報の中から1枚)
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角館は東北の小京都と呼ばれるしっとりとした町並みと豊かな自然が人気の町と聞くが、まだ、訪ねたことがない。
行ってみたい町のひとつだったので、たまたま、BSデジタル放送で角館が紹介されていた中に登場した料亭「稲穂」にメールで料理や町のことを尋ねたところ、懇切丁寧に料理の内容はもちろん、町のこと、花情報、近くの温泉情報など、いろいろとメールで伝えてくれるようになった。

東京・猿江恩賜公園(江東区)の満開の桜の下で会社の仲間と定年前最後の花見をしたのが4月8日。
茨城・大子でこれまた桜満開の中でテニス仲間と花見合宿?をしたのが4月16日、17日。
角館の満開の桜情報がきょう4月30日。
弘前の桜も開花したという。
着実に桜前線は最後の地、北海道に近づいている。

桜が去った地では、次々にいろいろな花が咲き乱れつつある。草花も含めて、まさに百花繚乱。
今は白やピンクの花水木が見ごろだ。
日本人が桜に覚える「ウキウキ感、ワクワク感」はもうないが、それでも、寒くも暑くもない気温も含めて今が一番快適でいい季節である。
桜は、このすばらしい季節を呼び込んでくれる前触れの役回りをしてくれているのかもしれない。